秋田雨雀(1883〜1962)akita.ujaku
明治・大正・昭和と活躍した詩人、劇作家、児童文学者、社会活動家。 早稲田大学の学生時代からすでに詩集を発表し、文学活動に入る。1913年には島村抱月・松井須磨子らの芸術座に加わり、演劇人としても日本の新劇の先覚者 としての道を踏み出す。数々の先進的活動を続け、戦後、舞台芸術学院創立とともに学長に迎えられ、79才で没するまで、若い演劇人の教育に尽力した。
エスペランティストとしても活躍。世界中に多くの友人を持つヒューマニスト。


土方与志(1898〜1959)hijikata.yoshi
演出家。
26才で小山内薫氏とともに、日本新劇のメッカといわれた日本最初の現代劇場「築地小劇場」を私財を投じて開設(1924年)、生涯250作品以上を演出。 戦前は軍国主義日本の弾圧下、10年間の海外亡命、4年間の投獄を余儀なくされた。
戦後再び新劇界で活躍するとともに、舞台芸術学院副学長として戦後世代の演劇人の育成に努めた。