「もう一人のヒト」




稽古場だより

2019/9/12

「もう一人のヒト」紀伊國屋ホールへ

期待に胸ふくらませ

着々と準備


みんなでこさえてる舞台

明るくやろう

昼公演は全て完売
皆さま夜公演へいらして下さい

清原達之

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2019/9/11

本日は劇場にて仕込みです。

いよいよです…
若手女性陣も張り切ってます!

わたくし助産婦、鈴川ミサ役の大山も『もう一人のヒト』の世界にどっぷり浸かって楽しみたいと思います!

劇場にて皆さまのお越しをお待ち申し上げております☆

大山秋

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2019/9/8

本日、初めて衣裳をつけての通し稽古をしました。
やはり衣裳をつけるとグッと世界観が広がります。
衣裳をつけるにあたり髪形もセット。
あたくし、福竜こと広橋デンは、今回衣裳を担当している浦吉ゆか先輩に髪結いから衣裳の介添えまで、たくさんたくさん助けていただいております。感謝!
そして、ゆかさんが作ったあの衣裳がすごいんです!!大いに衣裳もお楽しみいただけますよ。ご期待くださいね。
稽古場での稽古は後2日、更なる向上を目指し頑張っていきたいと思います!

中山万紀

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2019/9/6

いよいよ本番まで一週間あまりとなりました。
稽古で課題となったところは、稽古前や稽古が終わってから相手役はもちろん、同期や先輩も一緒になって、どうやったらいいかを話し合って創り上げつつあります。

また、戦時中の本や資料を改めて読み直し、シーンや演技のヒントを探したりして、とにかく本番までやれることを精一杯やるしかないと必死です。

本番に向かって緊張が高まっていく中、臨機応変に対応する頭と心の柔らかさを保ちたいものですね。
是非ご期待ください!
婦人会役員役 松永亜規子でした。

松永亜規子

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2019/9/4

「もう一人のヒト」で舞台となる東京都中央区月島。

地下鉄を降りて、地上に上がると高速道路に高層マンションが建ち並び、一見してみると昔の面影など全く残ってないように感じますが、ちょっと裏路地に足を踏み入れると狭い路地に家屋が向かい合って建ち並んでおり、どこか戦前からあった月島の風景があるように見えます。

作中で登場する杉本一家や鈴川一家、或いは町の人々はこういう所に住んで毎日歩いていたのでしょう。

以上、「けいこ場便り」と称して月島散策レポートをお送りした区役所の吏員役、津曲海七斗でした。

津曲海七斗

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2019/9/2

9月になり、本番まで後2週間になりました。

稽古場には、本番道具が建て込まれて、今日から本番さながらに稽古が行われていきます。


写真は、稽古場のお茶場の様子です。
カウントダウンされる稽古スケジュールが、貼られ、今日のスケジュールも貼られています。



また、数人の篤志家により、毎日お菓子が置かれています。みんな休憩には、この場所に群がっています。エネルギーの補給ですね。

さて、稽古は、夜遅くまで続きます。

杉本光弘

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2019/8/31

本日は作業日。

初めての作業を経験するヒト、仕掛けに試行錯誤するヒト、作業を指示するヒト。
たくさんのヒトたちの手によって稽古場にはセットが建て込まれ、一気に本番の舞台の雰囲気に近づきました。

公演まで残りわずかとなり稽古はますます熱を帯びていきます。舞台で『あの日、あの時、あの場所で』ヒトとしてしっかり生きられるように、最後まで研鑽したいと想います。。

松田光寿

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2019/8/29

本番二週間前となりました。本日は2回目の衣裳合わせ、点数も多いので大変です。

さて、今日の稽古場からのお便りは香椎宮為永王を演じます葛西が担当です。

飯沢匡先生が青年劇場を「アルチュールランボー劇団」と喩えたように、創立メンバーを筆頭に、先輩たちはそれはそれはよくお酒をお飲みで、稽古後も時々「勉強会」と称した飲み会をやってました。若輩者の我々も末席に加えてもらうこともありましたが、ほぼ同世代の先輩たちは酒の勢いもあって、歯に衣着せぬ物言いで論争することもしばしば。

現在は、そもそもが飲兵衛さんが少なくなったこともあり、また稽古後アルバイトに駆けつける劇団員が多くそうした光景は少なくなりましたが、今回の稽古場では稽古が一段落する頃を見計らい、それぞれ私設の飲み会で芝居についての交流も行われています。

先日は皇族シーンの稽古後に、劇中で高級な洋酒を嗜む役柄の人の為の試飲体験、そしてその日の稽古メンバーで居酒屋さんで交流。

高級なお酒といっても限度があり、SNS上で「どなたかご提供を」とおねだりしたところ、初演時の照明プランナー横田さんが早速資金援助くださいました!

そして本日到着!

アルメニアの白ブドウから作られるブランデー「アララット」、
ヤルタ会談の際、チャーチルがスターリンに勧められ深く感銘を受けたと伝えられています。

葛西和雄

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2019/8/26

夏ももうすぐ終わる。この青年劇場の稽古場もいよいよ大詰めになってきたと感じます。

というのも、稽古場には続々と本小道具が揃っていき、本番の舞台に向けてのパズルのピースが一つ一つ埋まっていくのを実感します。役者陣も、今までの稽古で培ったものを固め、そして新しいことに挑戦していっていき、各々がこの作品のピースをはめては外し、そして作っている。

今日は、劇中に出て来る役のことば指導のため、いろいろな所で活躍中のみょんふぁさんが来てくださった。

団内だけではなく、外からのたくさんの力なくしてはこの作品は完成しない。そして、お客さんという最後のピースを迎えるまで、力の限りを尽くして、この25年という長い時を超えて受け継がれた作品を完成させていきたい。

秋谷翔音

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2019/8/25

昨24日は初めて全幕通しての稽古でした。これまでパーツごとに作り込んできたものを、なにはともあれ繋いでみて仕上がりの具合やバランスを確認してみることが出来た訳です。

今日25日は稽古休みですが、何故か今日の『稽古場だより』の担当を仰せつかりました。私、町会長・佐藤役の広戸です。
稽古場での稽古は早や2週間を残すのみとなりました。ここからが正念場です。

「役作りは水彩画じゃ駄目なんだよ、油絵でなくちゃ」と言っていた先輩がいました。背後にたくさんの色が塗り重ねられた人物として舞台に立っていられるかどうかということなのでしょう。まだまだ探っていくことがたくさん有るように思います。と同時に、セリフの正確さだとかなんだとかを意識する煩わしさから自由になって、相手役とのやりとりに熱中出来るよう更に練り上げていかなくちゃ、と思う今日この頃です。
今日の一日を、疲れのたまった身体を休めつつ、そういう稽古が出来るような準備の一日にしたいものです。

あっ、観劇お誘いの手紙書きもしなきゃあ…と思ってるうちに、この『稽古場だより』を書くのにかなり時間を使ってしまったと焦りまくっている本日担当の、町会長役・広戸聡でした。

広戸聡

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2019/8/21

皆様、こんにちは。
ちょっとだけ涼しくなったなと感じる、今日この頃ですが、稽古場は熱気に溢れております!

さて、稽古終了後のひとコマ。
衣裳もセットも皆で創ります!


話はかわりますが、私は日本国憲法の大切さを稽古を通じて改めて感じています。
戦争に怯え、自由もなかった戦時中。
平和の大切さをかみしめながら、私は役と格闘中です。

星野勇二

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2019/8/19

稽古は三週経過。
本日は稽古後に第一回衣裳合わせがあった。

故飯沢匡先生の演出を体験した私には、忘れられない飯沢語録が沢山ある。
衣裳合わせの時に思い出すのが「風俗は思想です」という言葉。
ある人物が身につける物には、その思想が反映されているということだろうか。
そう考えると衣裳選びとはものすごい作業だと思う。

今回の舞台では70点以上の衣装が着用される。
衣裳部さんお疲れ様。

過去に飯沢先生の演出現場で「バーバリーのコート」「ハナエモリのワンピース」という指定に泣きそうになっていた衣裳部の先輩の事を思い出す。
予算がないなら創意と工夫で「ホンモノ」にするのがプロのスタッフ。
皇族、軍人、市井の人々の衣裳もお楽しみに。

本番まで残り一ヶ月を切り、売り切れ間近のステージもあるとか。
高まる期待に応えるような「ホンモノ」を産み出すべく稽古場の温度はどんどん上がっている。

板倉哲

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2019/8/17

杉本家の息子、勝役の沼田朋樹です。
今日の東京37℃、外の気温に負けず劣らず稽古は今日も進みます。

舞台は1945年。
私の出身地仙台でも、大きな空襲を受け多くの人が犠牲となりました。2時間に1万発以上の焼夷弾、中心部は炎に包まれたという。

終戦後焼け野原の中、52本の竹飾りで復活した七夕祭りも、今年は3000本、200万人以上が来場し、今年も大いに賑わったと聞きました。
いつまでもいつまでも続いてほしい。
稽古は1ヶ月を切りました。
これからこれから。

沼田朋樹

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2019/8/15

今日は終戦記念日だ。
我々は稽古だが、品川のスポーツ公園では毎年の終戦記念日に因んだ平和を込めた新劇人の野球大会が行われている。

「もう一人のヒト」の稽古場では若い俳優たちにゲートルが渡された。芝居は昭和19年〜21年までの話、当然ゲートルも衣裳として出て来る。
今、劇団でもゲートルの巻き方を伝えられる先輩が段々少なくなって来て、「青春の砦」という作品を経験した者は何とか巻けるのだが、今日は若い俳優たちも当然分からずに何人かの経験者に教えて貰っていた。本当はこんなもの知らない世の中が良いんだけどね、我々は伝える職業なのでこの先後輩たちに伝えて行こうと思います。

杉本純一郎役 島本真治

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2019/8/14

まず、稽古はお掃除から。
飯沢先生の久しぶりの公演です。本当に良く書かれた作品で今更ながらため息がでます。だからこそ、そこに生きた人間をどう存在させるのか、老いも若きも四苦八苦、でもなんだか凄いものが産まれそうな!
どうか楽しみにお出掛け下さいませ。

先人の歩いた道を今どう感じ繋いでいくのか、吠えながら、楽しみながら明日の稽古に繋ぎます。

藤木久美子

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2019/8/9

新宿地下の稽古場は、絢爛豪華な宮家の防空壕になったり、 戦時下の月島になったり…。

荒立ちの一週目が終わりました。
セリフの多い役者も台本を離して稽古に臨んでいます。

本日は殺陣指導が入り、大迫力のシーンの筋書きが構築されました。

飯沢先生のホンの重厚さを体感しながら、藤井ごうさんの頭の中にある“今回のもう一人のヒト”の片鱗を目撃しながら、熱い稽古がすすめられています。

片平貴緑

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2019/8/7

こんにちは!
今回皇族、茂徳役の安田遼平です!
稽古場はあら立ち稽古が順調に進んでいて、舞台の使い方、動き方を役者各々が演出の藤井ごうさんとともに確認しています。

そして写真は24年前に青年劇場で「もう一人のヒト」をやった時に茂徳を演じた中谷源さんと一緒です。
中谷さんは今回、茂徳の父香椎宮為永王(演…葛西さん)の側近の副官を演じます!
共演するシーンあり、身近で見てもらえるシーンありで沢山アドバイスしてもらって心強いです!
前回に負けない作品になるよう全員一丸で稽古に取り組んで参ります!!

茂徳役 安田遼平

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2019/8/5

本日の便りは、この芝居で陸軍中将小沢をやります吉村がお届けいたします。

今回宮様との会話や、やんごとなき方々とのやりとりが多くありますので、丁寧な言葉遣いに苦労申しております。

劇団でも25年前に上演いたしまして、その時は工員Bをやりまして御座います。俳優座劇場での公演でありましたが、舞台転換に非常に苦労した思い出を懐かしく思い出します。

今回は演出も違い、舞台装置も違います。私どもも非常に楽しみにしております。飯沢先生の真骨頂!
どうぞお楽しみに!

吉村直

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2019/8/2


みんなで掃除します。

今日から立ち稽古です。


みんなでラジオ体操してから。

荒立ちします。

岡山豊明

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2019/7/30

稽古5日目です。
読み合わせを今日も緻密に…。
日常がベース、それを変えていく侵入者(勿論人だけではありませんが)そこから転がり始める劇世界!
稽古場の床には舞台装置をイメージした線が引かれ、立稽古の準備も…。
暑い熱い外世界に負けない日々が続いています。

中谷源(副官役)

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2019/7/27

本日は稽古3日目読み合わせの稽古でした。
僕は今年で入団10年目飯沢作品に参加するのは初めてですが、台本の面白さ、奥深さ、綿密さを改めて考えさせられる毎日です。
俳優の生き方が問われるような作品だと思います。
歴史に生きた人々に想いを巡らし、稽古では新しい事に挑戦し続け、いい舞台にしていきたいと思っております。
稽古場一同頑張っております、是非劇場にお越し下さい、よろしくお願いします。

役員1 山田秀人

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2019/7/25

本日は「もう一人のヒト」の稽古初日でございます!
キャスト、スタッフ全員で台本を読むのは今日が初めて。少し緊張した雰囲気ですがやはり色んな人がいるためか雰囲気が暗くならずとても楽しく時間が過ぎていきます。
人数がとても多く、こんな大人数は郡上の立百姓以来でしょうか…、何となく稽古場が狭く感じます。
この人数での立稽古がたのしみですね。

今日が初日、本番まであと51日!精一杯頑張っていきますので皆様よろしくお願いします!

池田咲子

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