きみはいくさに征ったけれど




公演班だより


2018年のたよりは こちら


2019/7/12

さぁ、今旅最終の大津での公演です!

滋賀で「きみはいくさに征ったけれど」を観る会の皆さんが取り組んでくれました。
青年劇場名物対面式で今日まで作品を普及してくれた皆さんとエールの交換です。
東京にいる私達が滋賀の大津で芝居が出来るのも、実行委員会の方々の 「この作品をより多くの人に観てもらいたい」という並々ならぬ努力のおかげです。

そこには元劇団員の山添さんの姿も。自身のお坊さんの仕事の中で普段から説いている「生きることの大切さ」とこの作品を結びつけ、お知り合いに広げてくれました。
ほぼ初対面の私とも、まるで旧知の仲!!
交流会でもざっくばらんに作品の事を語り合いました。

現代の子どもを取り巻く状況、不幸な事故・事件も後をたちません。
学校という本来安全なはずの居場所でさえ、まわりに気を使い、一息つく事も出来ない子どもが増えているのではないか。

子どもの権利条約には、子どもが意見を表明する権利が明記されており、大人にはそれを聞く義務があります。
積極的に耳を傾けていく努力を怠ってはなりませんね。

竹内浩三役 矢野貴大

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2019/7/11

本日われわれは今クール最後の公演地となる滋賀県大津市への移動でございます。

予報よりも早く降りだした雨のため道中ほとんどレインコンディションでの移動。

ちなみにバス組は「オールライト」班と「いくさ〜」班が一緒に乗り込んでの移動です。

大津では『滋賀で「きみはいくさに征ったけれど」を観る会』の皆さんとの出会い。
学校公演ではありませんが若い人たちにも多く観てもらいたいですね。

荷物を運ぶ大事なトラック。
これからも頑張ってもらうからね!

藤原泰三役 高山康宏

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2019/7/8

いくさ班の舞台監督助手の塚原です。

本日のいくさ班は、埼玉県浦和市に来ています。
埼玉県立与野高等学校さんの公演です。
1100人の生徒さんに観劇してもらいます。
久しぶりの公演で、みんな気合いが入っています。

今回の写真は、小道具の遊び心。楽しむ心も大切です。

春の旅の公演も残すところ後、ワンステージ。
最後まで、楽しんで頑張ります。

塚原正一


終演後の座談会の様子です。

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2019/6/29

宮城学院中学校・高等学校

本日も昨日に続きあいにくの雨模様です。

それでも雨ニモマケズ、風ニモマケズ…
朝から円陣組んで、エイエイオー!
9:20開演です!

そして…
これまた珍しい光景。
照明と音響のオペレーターが並んでいるなんてあまりなく。
チェック中に失礼!パシャリ!

それから…
助っ人メンバーが!
「オールライト」班で舞台監督助手をしている安田遼平くん。
昨日からトラックを運転して、もちろん仕込みもバラシもやってくれました。
「オールライト」は今期で大千秋楽を迎えます!

カーテンコールで…
女子生徒さん二人(女子高なので)が、宮斗が色々な人と出会って変わっていく姿と浩三さんの生き方を通して、〈生きる〉という意味を考えていきたいと思いますと前向きな感想を言ってくれたことに感動!
その後に挨拶してくださった校長先生も、胸がいっぱいでと涙ぐみながら素敵な芝居でしたと言って頂きました。

今期はあと2ステージ。
良い出逢いをしていきます!

秋山 亜紀子

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2019/6/28

どうも、宮斗です。
ただいま宮城学院中学校高等学校の講堂で仕込みをするために移動しているところです。今日も爽やか笑顔でバスを運転してます。竹内浩三さん、もとい矢野さん。安全運転で快適なバス移動です。


途中のSAにて来生家にとって記念すべきツーショット。宮斗と母もこんな未来が待ってるといいな。


仕込みの休憩中。この班を支えてくれている班長の島野さん、副班長の福原さん、矢野さんの公演班トップスリーによるスペシャルショット。
白黒写真でよりかっこいい仕上がりになっております。

明日は本番。新しい出会いにわくわくドキドキo(^o^)o

宮斗/林田悠佑

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2019/6/24

今日は、練馬文化センターまで遥々国立市から電車で移動して来てくれた桐朋高校さんの公演です。
あいにくの雨の中、電車も遅れていてちゃんとたどり着いてくれるか心配だったけど、入場時間になると賑やかな男子の声、声、声が楽屋のモニターから聞こえてきました。
そう、今日は約1000名の男子校です。

その少し前の仕込みの時間、女性楽屋では、できたてのきみいく班オリジナルTシャツを見せびらかして、はしゃいでおりました。

プロデューサーの江原さんは、下見の先生の対応の準備やらで忙しそうです。

さて、開演です。舞台が始まると一瞬にしてスーっと静かになった1000名の客席、時折笑ってくれたりしながら素晴らしい集中力で最後まで良く観てくれました。カーテンコールでの拍手と共に「ウォーッ!」って雄叫びが嬉しかった。ありがとう!

終演後の座談会には、我が娘紗希役の池田咲子が参加。たくさんの男子生徒さんが参加してくれた様子。ちゃんと交流出来たかな?!





帰りには雨もあがりました。桐朋高校の皆さんとの素敵な出会いに感謝!
週末は、初の東北です。

藤原信代役 福原美佳

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2019/6/18


本日は桐蔭学園さんでの2日目の公演です!
会場は桐蔭学園シンフォニーホール。客席が4階まであって綺麗で立派なホールです!
仕込みは昨日のうちに済んでいるのでゆっくり午後からの楽屋入り。
…と思いきや、舞台では明かりの修正中です。
ひとつひとつの公演に抜かりありません!!
音響も負けじと(?)編集しております。

そして今日は照明の永友さんが別のお仕事のため、ライティングユニオンから森井さんが来てくださっています。照明プランナーの河アさんと楽屋で休憩中のところを突撃。お二人ともいい笑顔ですね。
さて、まもなく開演です!

幕が開き、客席が暗くなるとわぁっと歓声が。
しかし明かりが入って宮斗が語り出すと、すぐにシーンと静まり、時には手を叩くほどの笑いもおきたりして…。宮斗に寄り添い、浩三さんをはじめ魅力的な登場人物たちに惹き込まれてくれたのかなと思いました。

終演後、生徒さんが「面白かった」とお友達と話しながら会場を出ていくのを耳にして、今日も良い公演を届けられたのかなぁと嬉しくなりました。
桐蔭学園のみなさん、ありがとうございました!

寺島 萌_(っ'o'c)_

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2019/6/17

本日の公演はいつも大変お世話になっています、桐蔭学園さんの公演1日目です。
わたくし中川も今回で4回目となります。
柿生駅で降りて生徒さん達と一緒にバスで学校まで行きます。バスを降りてホールまで向かいますが、本当に敷地が広くて何度行っても迷子になりそうです。
ホールは普段使っている市民会館などのホールと同じ設備が揃っていて仕込みはとてもやり易いです。

真剣に図面に何やら書き込んでいるのは照明のチーフで来ていただいているライティングユニオンの永友さんです。いつもありがとうございます!

照明のシュート(明かりの当たる場所や大きさを決める)をする時に脚立をおさえてくれているのは塚原くんです。今回は舞台監督助手でついていますが、俳優さんです。いつも色々と助けてくれます。ありがとう!

こちらは藤原紗希の役を演じている池田咲子さんです。舞台上ではわたしの相手役ですが、彼女の演技にいつも力をもらっています。これからもよろしくです。

舞台を掃除してくれている原田真衣さんです。彼女も俳優さんですが、今回は大道具で来てくれています。


調光室でスポットライトのゲージを上げてくれるのは藤原泰三を演じる高山康宏くんです。
ん?高山くんの頭の上に銀河系が!
と思ったらガラスに反射した舞台でした。
なんか幻想的です。


仕込みも終わって楽屋で男子4人仲良くお弁当を食べて今日も生徒さん達に素敵な舞台を届けましょう!

桐蔭学園のみなさんは本当に芝居を見慣れているなと感心させられます。
凄い集中力で芝居を観てくれました。
皆さんと一緒に芝居を創れて本当に良かったです。ありがとうございます!

さあ明日の公演も頑張りましょう!
桐蔭学園の皆さん明日もどうぞよろしくお願いします。

中川為久朗

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2019/6/14

本日は早稲田大学高等学院中学部へ。こちらは初日とは打って変わって男子校です。また今旅公演では初めての中学校。
私自身旅公演自体が初めてなので、ひとつ条件が変わる度に初めての経験なので連日ドキドキしながら参加しています。

さて、今回観てもらうのが中学生ということで、見始めてすぐ冒頭からの展開に「大丈夫かな」と少し心配した、という話を先生から伺いました。ですが生徒さんは劇中しっかりと集中して観てくれていて、先生もすっかり心配を忘れ前のめりで観てくれたそうです。

本日の座談会に参加された生徒さんは、幸い苛めを目撃したりしたことは無いとのこと。それでも主人公の気持ちに寄り添い、世の中には苦しんでいる人も居るのだということを感じたと話してくれました。
まだ若い人達だからこそ、一人でも多く、苛めについて考える機会を与えられていたら良いなと改めて思います。

この旅公演も始まったばかり。まだまだ分からないことだらけですが、私も生徒さんに倣って勉めます。

原田真衣

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2019/6/12

昨日は土砂降りの雨でしたが、今日は時折日差しもあり、過ごしやすい一日となりました。
今日は青年劇場の作品を何度も上演してくださっている柏南高校の公演です。
昨年3月の東京公演を担当の先生が観てくださり、上演を決定してくださいました。

会場は柏市民文化会館で、1階席、2階席に約1100名の生徒さんが入り、3階席には保護者の方が来場してくださいました。
開演前に声の響き具合や台詞を確認し、いざ本番へ。
開演前は楽しくお喋りしていた生徒さんですが、芝居がはじまると、すっと集中し、時折笑いもこぼれ、最後まで本当によく観てくれました。

印象的だったのは、カーテンコールで生徒さんが「人生の道しるべ」について、今の心境と芝居の内容を重ね合わせたご挨拶をしてくれたことです。思わず泣きそうになったという出演者もいたほどです。
また、開演前の放送部の生徒さんの落ち着いていて堂々とした司会も素晴らしかった!

終演後の座談会には、演劇部と吹奏楽部の生徒さんが参加してくれ、「演劇とは?」との質問から始まり、創造力と表現の仕方、演技する上で何を大切にするかなどなど、話しました。




とても熱心に演劇に取り組んでいて、本当に素敵な生徒さん達でした。

最後に、今回公演班にスタッフとして就いてくれている原田真衣さんを紹介します。

原田さんは入団2年目。
初の巡演公演ですが、落ち着いて、しっかり仕事をこなしていています。
頼もしい!
開演中は小道具の消えものの「うどん」をせっせと作り舞台を支えてくれています。
真衣ちゃんは女優としても活躍中。
昨年の「キネマの神様」、今年の4月公演「つながりのレシピ」に出演。
そして、12月の小劇場「子供の時間」にも出演予定です。
真衣ちゃんのこれからの活躍にもご期待ください!

島野仲代

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2019/6/8

本日は初日!
学校は山脇学園高等学校!
前日仕込みをさせていただきましての公演となります。
昨日はすごい雨でしたが今日はギリギリ雨が降らず…祈りが届いたのでしょうか、暑くもなくいい初日日和でした。



今回の学校はなんと女子校!学校も白くて色んなところが綺麗でなんとなくドキドキしました。
反応をする場面も共学とちがって、その違いがまた演じている上でとても楽しかったです。
同じ舞台でも観る人の数だけ違う舞台が出来上がるのだなとこういう時に実感します。
生徒さん方も集中して舞台を見てくれているのがわかってとても嬉しいです。

芸術鑑賞での舞台鑑賞は初めてとのことで舞台を初めて見る方も沢山いたと思います。そんな人達に舞台は素敵なものだと思っていただければ、欲を言えばこれからの人生に少しでも彩りが添えられればとても嬉しいです。
またいつか、皆様に会えることを期待して今日のたよりはここで終わりとさせていただきます。

池田咲子

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