稽古場だより

2025/5/13


おはようございます。
「三たびの海峡」稽古場だより、朴正喜役の塚原正一です。
今日は、通し稽古からの抜き稽古でした。

今回、本来役者なのですが、舞台監督助手として、お芝居を、支えてくれている安田君です。
今回、彼の働きが無ければ、舞台が成り立たないほど支えてくれています。
青年劇場は、ご存知の通り俳優もスタッフのお仕事をして、みんなで舞台を作っています。
より良い舞台になるようにみんなで頑張っています。

塚原正一

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2025/5/13


今日は、舞台中に流れる様々な声の録音をしました。
一人でしっとりと語る声や、怒号、ざわめき、拍手等。


声だけに出演する俳優も…。青年劇場の常連さんなら、声を聞けば直ぐにわかるはず、当日をお楽しみに❗️


最後には、専門スタッフや、普段舞台セットの上に立つことのない4階で働く事務所メンバーまで呼んできて、山場となるあるシーンに協力してもらいました。こちらも観てのお楽しみです。

録音の後は、初の通し稽古。初日まで1日1日を大切に、集中した稽古が続きます。頑張るぞ!

福原美佳

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2025/5/12


この作品が舞台化されるのを30年も待っていたのですから、そのマグマが今、稽古場でフツフツとたぎり始めています❗️

丁寧にダイナミックに皆様の前で爆発させます。
人として忘れてならないことがある。転換も含めた骨太の舞台を皆様と共にに創りたい!!
どうか劇場にお出掛け下さい。

藤木久美子

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2025/5/10


本日は作業日。
劇団員みんなで作る、造る、創る。




本番まであと2週間!



山本直弥

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2025/5/6

5月に入りまして、いよいよ稽古も佳境に入りました。私も先輩やそして後輩の芝居を見て日々勉強の毎日です。

稽古の生活では、日常の生活でどう生きるか、いかに自由になるかということをずっと皆で挑戦し続けていました。この投稿をする今もまだ、足掻き続けています。時代や場所が違えど、人間は生きていることに変わりは無く、それは舞台の上でもなんら特別な事でもない、ただ日常の延長に自分たちはいるのだと改めて気付かされています。

ならば、この作品を通じて、私は観てくれた皆さんに何を思って欲しいのか。日常の私たちに触れて果たして満足して帰っていけるのだろうか。そこは私たちがこの作品に触れて感じたことを表現していくことに懸かっていると思います。あったことを無かったことにする、罪を隠す日本の驕り。人を人と思わぬ所業の数々に対する憤り。祖国や自由を夢見る強制連行の朝鮮人たちの切望。そして国と国、人と人が憎まず憎まれずの社会をどう作って行けるのだろうか…そういったことを観客と共に、感じて、考えて行ければ、私はこの舞台に立てたことを初めて誇りに思えると思うのです。

そしてあわよくば、また我々青年劇場の作品を見に行きたいな、あの役者の活躍をまた見たいなと思ってもらいたいのです。
そういった人達のために俺はいつまでも、ここに、舞台に立ち続けるので。

今日この便りの担当なのに稽古場の写真を撮り忘れた 秋谷翔音

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2025/5/6

立ち稽古2巡目。今日から稽古時間が夜までになります。


稽古場は毎日奮闘しています。
稽古前、稽古後の自主稽古を持ち込んで日々前進中。

走った距離は裏切らない。
稽古した分、血となり肉と成りです。最後まで走り続けます。

スタッフ陣も奮闘中、本番用のものが続々登場してきています。
ありがとう!!

山田秀人

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2025/5/4

今週は立ち稽古の2週目。かなり細部にわたりスキなく、人間関係が立ち上がって来てる様に思います。
主役の河時根(ハー・シグン)、千鶴(若い時代)の場面はとても良い!この2人の場があるからこそ戦争の理不尽さが浮かび上がって来ます!
とにかく美しい場面です!ご期待下さい!年寄り河時根も頑張りますよ!

吉村直

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2025/5/3

三週間後はもう初日開幕。
ワクワク。

この台本を繰り返し読んで思うのは、壮大なるラブロマンスだということです。


人は時代の制約や地理的な障害を越えて愛を育み、信頼し合うことは可能なのか?
夫婦は?親子は?

基本的人権バンザイ!

板倉哲

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2025/5/2

本日は1回目の衣裳合わせ。

ゲートル巻きに苦労している出演者も、初日までにはすっかり手馴れていることでしょう。
こうして衣を纏い、役にまた一歩近づいていくのです。

乞うご期待!!

広戸聡

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2025/5/1

こんにちは。
いよいよ5月。
5月1日と言えばメーデー!

ということで稽古の前に参加して、元気をもらってきました。


稽古場では立ち稽古2週目。

どんどん立体的になっていきます。

私たちはこの作品を通してお客さんとどう向き合うのか。
社会とどう対峙するのか。

千鶴役 八代名菜子

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2025/4/30

今日、立ち稽古全場面一巡しました。明日から二巡目に入りどんどん肉付けされて行きます。乞うご期待!

島本真治

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2025/4/29

な、なんと!島本さんが緊急入院?!

いえいえご安心ください。どうやらこういうシーンがあるようです。見るからに調子の悪そうな島本先輩ですが、恐らく役作りの最中なのでしょう。


稽古前には毎回全員で掃除をします。先輩も後輩もありません。稽古前の貴重なコミュニケーションの時間でもあるのです、はい。


作・演出のシライケイタさんも、連日エネルギッシュに作品を立ち上げて下さっています。

壮大な人間ドラマが生まれる予感がします!

稽古場の壁にはハングル文字が…。連日この文字を見つめながら、作品を深めているところです。
間もなく5月。ますます熱くなる(暑く?)「三たびの海峡」です。

北直樹

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2025/4/26

「三たびの海峡」


小説でもなく
映画でもなく
なぜ舞台演劇なのか


人間が生きている


人間がそこにいる

人間が辿った道を振り返る



そこに何があるのか


稽古場で探し求めている
乞うご期待


清原達之

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2025/4/25

おはようございます。
三たびの海峡稽古場だより、朴正喜役の塚原正一です。
今週から立ち稽古が始まり、舞台転換などもあり、覚えることがいっぱいです。
その中で、お芝居を作っていく可能性を探って試している稽古です。
大変な事もありますが、より良いお芝居になるようみんなで頑張っていきます。


(注:写真は佐藤良唯です)

塚原正一

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2025/4/24


立ち稽古開始から3日目。
本番初日まであと1ヶ月。
それぞれが日々の稽古をより濃く、より深くするために稽古前に自主稽古しています。




膨大な台詞、身体へのアプローチ、相手への興味、関心の持ち方、伝え方など、誰もが自分の課題と向き合い、新しい発見を求めている。

全ては、より良い作品を創る為に。昨日より前に歩む為に。

熊本からいただいたミニトマトで栄養補給しつつ、私もこのトマトのようにおいしく成熟したいなぁ・・・などと想う稽古場でのひととき。

松田光寿


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2025/4/22


さぁ、今日から立ち稽古に入ります。早くきて自主稽古をしている人もいます。

稽古場には、スタッフさんが用意してくれた小道具やら家具がところ狭しと並べられていました。

そして、劇団衣裳部の宮岡増枝さんによる、今回の衣裳デザインがずらりと壁に張り巡らされ、出演者は自分がどんな衣裳を着るのかチェックします。
それにしても今回の舞台は二役三役する人がたくさんいるので点数が多い!こりゃあ大変だ💨

舞台がどんな風に立ち上がっていくのか、私も楽しみ…って、楽しんでる場合じゃないですね、頑張ります!
ご期待ください。

福原美佳


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2025/4/17

本日は稽古前に劇団員による軍事教練がありました。勿論、作品づくりの一環です。指導役は劇団代表の北直樹さん(今作に出演します)。基本姿勢、基本動作、敬礼などをやりました。とにかく疲れます。そして、緊張感がある。当時の教練の現場を想像するとゾッとします。
青年劇場では戦争を扱った舞台を多く発表してきました。こうして先輩から軍事教練を教わることができるのは、60年の歴史を積み重ねてきた劇団だからこそ。
『三たびの海峡』も未来に繋がる舞台にしなくては!

山本直弥

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2025/4/8


ついに始まりました、第134回公演「三たびの海峡」総勢18名による大人数作品。稽古場便りも本日からスタートします。この作品の稽古の様子や、どのような思いで作品に臨むかを書いていければと思います。

巡りめぐり、ようやく時が来てこうして形になり、舞台として届けられるようになった作品に、こうして僕が関われるようになったとは、なんともいい廻り合せに出会えたものです。

5月24日の初日に向けて、みなさまよろしくお願いします!!



秋谷翔音


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