「青少年劇場公演」応援募金−全国の演劇鑑賞教室の灯を絶やさないために−


青年劇場サポーターシップ     ご協力のお願い     ご協力下さった方々

「青少年劇場公演」応援募金のお礼とご報告

2018年3月より皆様にご協力いただきました「青少年劇場公演」応援募金は、2019年5月31日をもって募集期間を終了いたしました。文字どおり「全国各地から」お寄せいただいた「思い」に、劇団員一同心より感謝申し上げます。本当にありがとうございました!

募金件数 : 429件  達成金額 : 7,166,780円

すでに5月下旬より青少年劇場作品「オールライト」と「きみはいくさに征ったけれど」が地方巡演に出ています。「オールライト」は惜しまれつつも7月をもって終了となりますが、入れ替わりに昨年立ち上がった「きみはいくさに征ったけれど」が今年から本格的な巡演をはじめ、一学期の関東地域に続き、二学期は九州での公演となります。九州では学校公演はもちろん、実行委員会公演や自治体の自主事業等、多様な公演が予定されています。又、3年目に突入した「あの夏の絵」の巡演も、この秋は演劇鑑賞会、文化庁の「文化芸術による子供育成総合事業」公演、各地実行委員会公演、学校公演と様々な形態の公演を予定しています。

募金のスタートにあたり、私達は多くの困難を抱えつつも「青少年劇場公演の灯を消したくない!」という思いを皆様にお訴えし、募金をお願いしてきました。現在寄せられた募金をもとに上演料の問題でこれまでは出会えなかった小規模校へも積極的に働きかけることができましたし、東北をはじめとする被災地公演の可能性も追求中です。更に劇団としても初の試みとしておこなった「出演者による上演校へのお礼訪問」は、学校と劇団が作品を通じて新たな信頼関係を築いていくひとつの方法として、今後も継続していきたいと考えております。実際学校に赴いて話をしてきた劇団員の報告を裏面に掲載しましたのでお読みください。

ひきつづき、青少年劇場公演を続けていくための様々な取り組み・挑戦に、この募金を有効に使わせていただきます。残念ながら青少年劇場公演をめぐる状況はますます厳しく、好転の兆しが見られないのも事実ですが、今回の募金活動で皆様から物心共にいただいた「思い」を厚く受け止め、今後も厳しい現状に立ち向かって行く所存です。

以上、ご報告とさせていただきます。

応援募金推進委員会



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