青年劇場友の会



会員の声


青年劇場の皆さんと共に前進

 毎年7月に全国の私学の教員が集まる「全国私学夏季研究集会(全私研)」という会が行われています。青年劇場と私との出会いは、この研修会の場でした。私の所属する分科会で、毎年レポート発表をしてくださる劇団員の細渕文雄さんを介して、私は青年劇場の皆さんと出会い、皆さんがつくる劇を観劇させていただくようになりました。

 私がこの友の会に入会して3年になりますが、入会したことで、皆さんのつくる劇を定期的に観られるようになっただけでなく、その劇をつくる青年劇場の皆さんと様々な形で交流させていただけるようになったことが、何より良かったと感じています。青年劇場の劇には、現代を生きる私たちに訴えかける何かが、どの劇にも含まれていると毎回感じます。この社会に存在する矛盾や不合理さ、戦争の愚かさや平和の大切さ、人と人とのつながりの大切さや人間のあたたかさ、未来に対する希望など…。台本や演出の素晴らしさはもちろんですが、何より劇団員の皆さんが、そのような信念を持って、日々活動されていることがひしひしと感じられ、私は皆さんと触れ合う度にいつも、自分自身のことや自分の仕事のこと、また、この世の中のことなどを考え直させてもらえる、とても貴重な機会になっています。

 青年劇場の草創期、劇団員と民主教育を推し進めようとする教師たちが力を合わせ、活動を進めていった歴史があるという話を聞いたことがあります。舞台芸術も教育も、人間的なものを人々に訴え、未来をつくっていくものであるという点で共通しているのだと感じています。世の中の厳しさは増すばかりですが、だからこそ、これからも青年劇場の皆さんと共に前進していきたいと強く思っています。

石島 祐樹(不二女子高等学校)