東京公演のたよりは こちら
2022上年半期のたよりは こちら
2023/7/19 本日、「きみはいくさに征ったけれど」大千秋楽。 2018年からスタートしたこの作品。全172ステージで終了。 約5年。長いようであっという間かな? でも、濃い時間。本当に色んな事がありました。 ちょうどコロナが流行している時期に直撃し、 中止や延期になる事もあり、なかなかリズムが作れず苦しい時もありましたが、 そんな中でも沢山の良い出会いがあり、その都度励まされて、皆で乗り切る事ができました。 全国の演劇鑑賞会、おやこ劇場、こども劇場。 学校の先生方。生徒の皆さん。竹内浩三を伝えゆく会の皆様。 本当にありがとうございました。 竹内浩三さん、沢山の詩をありがとうございました。 この後は千秋楽を終えたメンバーの写真を撮影したり、集合写真を撮ったり。 この作品がいつの日か再演する事があったら嬉しいな。 「生きることは楽しいよ。ほんとに僕は生きている」 宮斗/林田悠佑 |
2023/7/18 暑い日を乗り越え、小松市公会堂にて久しぶりに公演ができました。舞台に立つ先輩たちの姿を見て、そんなに日は空いていないはずなのに何故か懐かしく思えてきました。 私がこの公演班に付いて4年間、とても濃密で学ぶことが沢山ありました。 今度は私が、全国の中高生たちに出演者として芝居を届ける番です。 この公演で沢山の学生たちの笑顔を見てきました。そして演劇の道を志す学生たちの希望を聞いてきました。 秋より周る次の旅公演も、学生たちや演劇を愛する人たちの希望になれることを目指します。 きみはいくさに征ったけれど公演班の皆様、最後までよろしくお願いいたします。 またこの後、寝屋川市立市民会館まで行って夜仕込みしました。嗚呼、暑い。 秋谷翔音 |
2023/7/7・8 福岡教育大学附属福岡中学校さんの公演を終えて『きみいく』班本隊は飛行機で帰京一方トラック組の安田君とわたくし高山は次の公演地である石川県小松市に向けて出発です! 前日の公演は皆さんとても楽しんで観てくれました 挨拶してくれた生徒さんもしっかりした内容で感動しました トラックを学校に駐車させて頂いた時に支援学級の生徒さんたちが わざわざ集まってくれて「楽しみにしてます」とあたたかい言葉をくださいました そんな生徒さんたちに良いものを届けることが出来たと思います 福岡に別れを告げて山口県→広島県→岡山県と通過し兵庫県へ 文章で書くとあっという間ですがこれがなかなかの大移動なのです 翌8日もトラックは移動日 途中大雨に降られたりしましたがサービスエリアで 出会った恐竜くんにも癒され無事に小松市到着です! 福岡から小松市までの総移動距離は実に910kmにもなりました 残るステージはあと4回 その一つひとつを大切に届けていきたいです 藤原泰三役/高山康宏 |
2023/7/6 おはよう御座います。7/6『きみはいくさに征ったけれど』班は、福岡に来ています。今日の公演の日誌担当は、舞台監督助手の塚原正一が担当します。 久しぶりの福岡での公演です。 本日の学校は、『福岡教育大学附属福岡中学校』さんです。 1週間ぶりの公演で、中学生の皆さんへの公演で少し心配もしたのですが、 みなさん楽しんでくれました。笑いあり、笑いあり、笑いあり、本当に心から楽しんで頂けたと思います。 まだまだコロナの影響は、ありますが、コロナ前のような客席の反応に公演班は、勇気をもらいました。 この公演を励みに次の公演も頑張っていきます。 塚原正一 |
2023/6/28 今回、本庄と高崎の鑑賞会公演で製作として公演班に同行してます、沼田朋樹です。劇団としては、2020年の「あの夏の絵」以来の高崎演劇鑑賞会の皆さんとの出会いでした。 鑑賞会の皆さんは、公演に向けて作品を選ぶところから始まり、自分達で作品の魅力を拡め、 当日もロビー設営や、劇団と一緒にセットを搬入し、会員さんをお迎えします。 最後の搬出のお手伝いまで行い、一つの舞台公演を劇団と共に作り上げます。 この群馬県高崎市という街にも演劇が好きでその魅力を拡めていきたいと奮闘する方々と出会えた事は、これからの劇団生活の励みとなりました。 終演後は、ロビー交流会も行っていただき、この出会いをきっかけにまた次の作品で高崎の皆さんとお会いできたらと思います。 高崎演劇鑑賞会の皆さん、本日はほんとうにありがとうございました! 沼田朋樹 |
2023/6/27 さあ、本庄にやって来ました。ホンジョウ(本当)にやって来ましたよ。本庄虹の演劇鑑賞会の公演です。素敵な名前です! 私と製作の沼田とで4月に「きみは」の事前学習会でお邪魔してから約二ヶ月、 会の皆様の奮闘で、なんと17名の新しい会員さんを増やして私達公演班を迎えてくれたのです。 私にも言わせて下さい!ようこそ本庄虹の演劇鑑賞会へ! 「オ前ガ生レテキタノハ、メデタイコトデアッタ。 オ前ガ女デアッタノデ、シカモ三人メノ女デアッタノデ、オ前ノオ母サンハ、オ前ガ生レテガッカリシタトイウ。 オ前ハ、セッカク生レテキタノニ、マズオ前ニ対シテモタレタ人ノ感情ガガッカリデアッタトハ、気ノドクデアル。 シカシ、オ前マデガッカリシテ、コレハ生レテコン方ガヨカッタナドト、エン世的ニナル必要モナイ。 オ前ノウマレタトキハ、オ前ノクニニトッテ、タダナラヌトキデアリ、 オ前ガ育ッテユクウエニモ、ハナハダシイ不自由ガアルデアロウガ、 人間ノタッタ一ツノツトメハ、生キルコトデアルカラ、ソノツトメヲハタセ。」 これは浩三が1944年6月に訓練先の筑波から姉の姪に宛てた手紙です。 この姪っ子は生後一年足らずで亡くなりました。 1945年4月にフィリピンで戦死したとされる浩三は彼女と会えたのだろうか。 「きみはいくさに征ったけれど」もいよいよラストスパート。 2018年の初演から5年、コロナで中止を余儀無くされ、 本当に届けたかった子ども達に届けられなかった悔しさがある。 ひょっとしたら間に合った命があったかもしれないと思うと、演劇の力の弱さをまた突きつけられてしまう。 しかし今回の本庄から高崎と続く鑑賞会公演を経ると、 この作品を心から楽しみにしてくれている方達がいて、 困難を抱える子ども達の生きづらさを本当になんとかしたいと思ってる人達と出会うのです。 それはこの五年間で出会った全国の親子・子ども劇場さん、学校の先生方、 浩三の生まれた伊勢市内の全中学校公演に取り組んでくれた地元の方々も同様です。 なぁ、世の中まだ捨てたもんじゃないよ。あなたの味方の大人がまだこんなにいるよ。 だからやっぱり言わなきゃならない。 死なないでくれ。殺されないでくれ。 あなたが生きることを誰にも制限されるな。 抗って、共に生きよう。 矢野貴大 |
2023/6/14 こんにちは。6月14日の公演は京都府立桂高等学校さんです。本日の便りは磯部賢一こと中川がお送りします。昨日は京都で一日お休みでした。普段なら比叡山延暦寺にハイキングに行くのですが思い立って鉄道博物館に行ってきました。 想像を遥かに超える内容に度肝を抜かれました。大宮の鉄博ほどではないだろうと舐めていたのですが、そんな事は全然ありませんでした。 目玉はなんといっても電車台を囲む機関車の圧倒的な重厚感でしょう。 運転席も見ることが出来て感無量でした。館内を見て回っている間中ワクワクが止まりませんでした。 という訳で昨日英気をやしなって今日の日を迎える事が出来ました。 いつもの様に照明機材を吊り込んで照明のシュートをやっていきます。 この日の会場は先日一度仕込んでいたので比較的楽に終わったと思います。 楽屋に戻ると何やら仕事をしてる風情の2人が。 左は竹内浩三役の矢野くんで右は泰三役の高山くんです。実際何をしてたかは分かりませんが。 その頃舞台では傷んだセットの直しをしていました。 筆を持って後光を放っているのは今回スタッフで来てくれている山本くんです。彼は本来役者ですが今回大道具として来てくれてます。中々面白いやつなのです。 そうこうしてる間に本番です。 序盤からとても集中して観てくれて、芝居の途中で客席に目がいった時に見た生徒さん達の真剣な表情にドキッとしました。 最後まで集中は途切れる事なく本当に素敵な舞台を一緒に創ることが出来たと思います。 こちらは座談会の時の写真です。 桂高等学校の皆さんと素晴らしい出会いが出来て本当に嬉しかったです。ありがとうございました。またお会いしましょう 中川為久朗 |
2023/6/12 同志社中学校 昨年も来たロームシアターは平安神宮が目の前。ホテルから地下鉄と徒歩で向かう途中、大鳥居でパシャリ。これから仕事をするとは思えないくらいの爽やかな笑顔です! 生徒さん達は大変良く観てくださって、とてもいい反応でした!そんな中、磯辺先生は大人気で出てくるだけで笑いが起きてました。 本校はクラス演劇をしているそうで、終演後は2年生がバックステージツアーを、3年生が座談会というメニュー盛り沢山な公演でした 。 そして退館したその足で女性キャスト4人で平安神宮に寄り(ウチの息子〈宮斗〉も見かけたなぁ)、少しだけ観光気分を味わいました。 秋山 亜紀子 |
2023/6/8 今回の公演班便りはスタッフの山本直弥がお送りします。いよいよ最後の旅公演が始まりました。 やってきたのは京都府は長岡京記念文化会館 私、実は京都の二条あたりに住んでいたことがありまして、上京して紆余曲折あって再び京都の地を訪れる日が来るとは。なんだか感慨深いです。 6月に入って稽古、ゲネプロ、荷積み、移動に夜仕込みという連日のハードスケジュールの中迎える本日はなんと2ステージ。 本番が始まる前から満身創痍? 否、矢野さんの姿を見よ。 今か今かと本番を待ち侘び、思わずトラックを持ち上げようとするほどの気合い。 これは今回の旅も楽しくなりそうです。 会場に入ってスタッフ陣は照明、音響、道具のチェック。出演者陣は各々でアップ。身体をほぐして本番に備えます。 池田さん、ピース! 島野さん、ピース! ふたりのピースサインを撮影していると、何処からか感じる熱いバイブス。そして、微かにメロディーが聴こえる気がする。 「努力… 未来… a beautiful star… 」 あれは…… 為久朗さんだ! 為久朗さんはいつもアップの時に音楽を聴きながらダンスをするんです。 今日もキレキレでかっこいいです。 あれ?為久朗さん、疲れてません? さて、今期最初の公演を観ていただいたのは京都府立洛西高等学校の皆さん。 洛西高等学校さんには何度も申請していただいていましたが、コロナ禍もあり機会に恵まれず、今回ようやくラブコールに応えることができました。 2ステージともに無事終演。 2ステージ目の終わりには座談会がありました。 皆様いい笑顔です。 芝居を楽しんでいただけたなら幸いです。 (写真は矢野さんからお借りしました。) 一旦帰京して3日後に京都に戻ってきます。 時間があれば四条河原町あたりを久しぶりに散策でもしようかな。 山本直弥 |
2023/6/7 さあ旅公演の開始です!本日は移動と仕込みのみ、舞台だって一瞬で出来るわけではございません トラックから下ろすのだって一苦労、これでもうちの班は少ない方なんですよ(笑) 出演者は先に上がらせて頂きましたがスタッフさんはかなり遅くまで舞台を仕込んでいました 仲間にも、そして見てくれるお客さんにも答えられる芝居をしなきゃいけませんね すばらしい舞台をつくりましょう 明日は初日、さあ頑張っていきますよ!応援よろしくお願いします! 池田咲子 |
2023/6/6 いよいよ「きみはいくさに征ったけれど」の最終巡回公演がスタートします! 2018年3月の東京初演以来、北海道から九州まで幅広い年齢層の方に観ていただき好評を得てきましたが、 7/19大阪での学校公演を最後に幕を下ろすことになりました。 伊勢の「竹内浩三を伝えゆく会」の皆さん始め、 多くの方々に愛していただいた作品に出演できて、本当に幸せでした。 最後の公演まで、心を込めて演じていきたいと思います。 さて、今日は最終巡演に向けて、小金井の宮地楽器ホールでの舞台稽古です。 朝から、劇団の湯本さん引率の元、今年入団した新人4名が研修に来班したり、 照明のライティングユニオンの新人さんなども舞台道具の搬入から搬出までお手伝いに来てくださいました。 ありがとうございました。 ライティングユニオンのTシャツは鷲崎社長のデザインだそうです。 歌もお上手ですが、絵の才能もあったとは…素晴らしい。 16時からの舞台稽古に、沢山劇団員が足を運んでくれました。 明日は京都で舞台の仕込みです。 では、行ってきます! 島野仲代 |
2023/6/5 『きみはいくさに征ったけれど』いよいよ最後のクールがスタートです出発までにたった三日間という短い稽古期間の中 それぞれが色々なものを持ち込み常に新鮮な舞台をお届け出来るよう励みました 鴻巣倉庫で最後の荷積み 忘れ物のないように確認しましょう 明日は出発前の最後の舞台稽古 気負わずいつも通りにそしてさらに良いものを目指して臨みたいと思います 藤原泰三役/高山康宏 |