「囲まれた文殊さん」
稽古場便り


2021/4/25

緊急事態宣言を受け、急遽舞台の数の減少。
楽日に千穐楽を迎えられなくなり、非常に悔しい思いがこみ上がります。

ですが、今日この日の舞台を楽しみにしてくださったお客様がいます。
配信も活用して観てくださる方もいます。
そしてなにより、この舞台の人物たちがコロナに負ける訳には行かないと奮闘しています。
ならば我々も負ける訳にはいきません。

最後まで、「囲まれた文殊さん」やり抜きます。

秋谷翔音。


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2021/4/21

こんにちは!
4月公演「囲まれた文殊さん」元木健一役の安田遼平です。

ついに、ついに初日を迎えることができました!!

3月から稽古してきて長かったはずですが、 どの舞台でもあっという間に初日を迎えている印象があります。

さぁそんな今日はキャスト紹介をしていきましょう!


まずは僕が演じる元木健一が師匠として 尊敬している栗原実役の島本真治さんです!

時には楽屋で、時にはロビーで、 チューブを使ってウォーミングアップです。
個人的に栗原さんの衣装はインパクト抜群!
一度見たら忘れられない… というか日常でこんな人いたら 僕は関わらないかもしれない…そんな服装で登場します!!

また彩と健一を結びつけた遠因が島本先輩演じる栗原さんです。
最初に台本読んだ時は少し驚きましたが、 これも時代の変化なのでしょうか(笑)


さて次に紹介するのは、 コロナ禍で疲れ果てた看護師の木村彩役の原田真衣さん。
その恋人、元木健一役の安田遼平です。

身も心も疲れ果てた彩が、 健一の故郷の京丹後で出会う人々との関わりで どんな変化をするか。そしてどんな決断をするか。
昨年、僕たちが経験して来たこと。
その最中にこうゆう看護師の方がいたかもしれないこと。

原田さんも僕も ここまで大きい役を演じさせてもらうのは初めてです。
2人で力を合わせて魅力的な舞台を届けられるよう頑張ります!!


この写真の撮影時にマスクを外しました。
撮影時や舞台稽古の時に久しぶりに 出演者の顔を見たのが凄く新鮮で… 自分の中で「コロナ禍でお芝居をすることがまだまだ特殊なこと」 という認識なんだと実感しました。

感染対策等の万全な準備で本番を迎えて、 出演者、スタッフさん、 そして観客のみなさんと舞台を創っていきたいと思います!!

安田遼平


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2021/4/19

昨日は稽古場での最後の通し稽古。
大道具、荷物を全て搬出し、稽古場を発ち、 我ら「囲まれた文殊さん」公演班は紀伊國屋サザンシアターへ。

舞台監督の松橋さんの指揮のもと、搬入した大道具を建て込み、 我らの舞台が着々と出来上がっていきます!
明日はテクリハ、そして明後日はいよいよ本番。

どうか怪我なく無事に終われますよう。
そして、このご時勢の中観に来てくれた お客様に全力を尽くせますように。

文殊さんがいつでも見守ってくれていると信じて…!

秋谷翔音。


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2021/4/14

初日まで一週間となり、稽古場は熱気に溢れ、 私も頭と体フル稼働して稽古に臨んでいます!
今日は、舞台上には登場しない人物の声の録音を行いました。

今回の公演の音響プランナーは坂口野花さん、
オペレーターは劇団音響部の寺島萌さんです。
お二人とも美人なので、よく女優さんに間違われるようです。

今回の舞台になっている京丹後市の網野や峰山、 久美浜には、市町村合併前に学校公演などで、 何度か行ったことがあり、私にとって懐かしい土地です。

20代の頃、網野の鳴き砂の浜として有名な琴引浜を歩いた時 「キュッキュッ」と鳴った音に驚き、 はしゃいだことを今でも鮮明に覚えています。

京丹後市の海や山、田んぼを想像し、 空気を感じて頂ける舞台にしたいと思います。

島野仲代


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2021/4/5

みなさま、こんにちは! 香川夏美を演じます、小泉美果です。

家族を支えるため、米軍基地で働く夏美。
さまざまな葛藤の中で生きる彼女の姿は、 日々の私たちそのものです。

彼女の姿を通して、懸命に「今を生きる」 みなさまにエールを送る作品にしたいです。

残り少ない稽古ですが、精一杯頑張りますので、 ぜひ劇場へ足をお運びください。お待ちしています!

写真は弟・清役の秋谷翔音くんと。
初の姉弟ツーショットです♪

小泉美果


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2021/3/29

稽古場近くの太宗寺さんの桜が満開…のようですが、まだ見ていません。
稽古からの帰り道に一本の桜が夜桜風で思わずパシャリ。

さて、今回の舞台になるのは合併して京丹後市となった旧丹後町。
私は基地ウォッチャーで米軍基地建設反対運動をやっている元木明彦役。
基地に囲まれた文殊さんの御堂前の場面では、 どこに何があって、
ミサイルがどの方向から来ると想定しているのか、
舞鶴の基地やグアム島はどの方向か、
などを間違いなく指させるようにと苦労しています。

実際、世界地図で見てみると、
ここのレーダー基地がどんな役割を果たしているのか 具体的に想像できるようになりました。

今はネットで調べたり見たりできるので助かります。
稽古開始前に現地に伺った時いただいたイラストマップも活用しています。


劇場入りまで3週間。台本片手に、演出の関根さん、
演出助手の清原さんと相談中なのは義理の妹役の湯本さん。

葛西和雄


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2021/3/24

食卓の芝居は大変です。京丹後の名物ばら寿司を囲んでるところです。

島本真治


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2021/3/20

こんにちは、亮子おばさん役の湯本弘美です。
稽古が始まる前にウォーミングアップにラジオ体操をしています。
一生懸命やるといい汗がかけますよ。

今日は私の姉、良子さん役の島野さんとツーショット、 姉妹の軽妙なやりとりをぜひお楽しみください。



でも京丹後弁はまだまだ修行中です。
私は福井県出身なので地理的には比較的近いので 共通の言葉もあるのですが、 微妙なイントネーションの違いに苦労しております。

何はともあれ稽古場は明るく意欲あふれる創造現場となっています。
どうぞご期待ください。

Hiromi Yumoto


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2021/3/15

こんにちは!
4月公演「囲まれた文殊さん」元木健一役の安田遼平です。

稽古はお休みを経て2週目になりました!
そしてコロナ対策は稽古中も行っていきます。
スタジオ公演「鮮やかな朝」でも活躍した、 消毒用の玄関マットも引き続き活躍します!



さらに稽古前には掃除と並行して机や床の消毒もします。
新型コロナウイルス感染症が流行して1年、 稽古場では消毒が日常になっています。

さて、今日はキャストの島野さんが舞台となる 京丹後の郷土料理の「ばら寿司」を作ってくれました。

サバのそぼろの味がしっかりしていて美味しいです!
果たして劇中では登場するのでしょうか??(笑)
ちなみにとても美味しかったです!!

美味しいものを食べてますます稽古に集中していきたいと思います。

安田遼平


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2021/3/8

暖かい日寒い日が繰り返しやってくる破天荒な3月。
今日は雨でしたが、 我々青年劇場は4月公演「囲まれた文殊さん」に向けて いよいよ稽古がスタートしました。

まずは一通り読み合わせから始まるのですが、 本日は多くの劇団員がその様子を傍聴し、 合同稽古という形で作品の内容を共有しました。

その後出演者全員でドキュメンタリー番組「見えない基地」を試聴。
作品の舞台である京丹後市の基地問題や 青森でのアメリカ軍基地の距離感を学びました。
その後読み合わせてみての感想、 意見交流をしました。
稽古の始まる5日ほど前、 出演者の一部の方は舞台である京丹後市に泊まり、 現場の雰囲気をこの場で共有してくれました。

私はこの劇団に所属して3年目、 そして出演するのも3回目になります。
演劇を取り巻く状況が、がらりと変わりました。
今この時勢だからこそ届けたい人の暖かさがあると信じ、 もっともっとたくさんの人にこの劇を伝えられたらと思います。

秋谷翔音


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