会員の声
武藤豊さん
(元私学教員)
青年劇場との付き合いは27年になる。きっかけは、1997年の第11回横浜憲法劇「がんばれ、日本国憲法」だった。青年劇場の劇団員が指導に来ていて、本番では共演もした。当時、私は某私学で不当解雇裁判を闘っており、この憲法劇の舞台では自分で自分の役を演じた。結局、和解で現職復帰出来たのだから参加して良かったのである。以降、友の会会員になって、青年劇場の芝居を観続けて来た。
青年劇場の芝居は、大きく分けて青少年向けと社会派路線の二刀流である。年2回の定例公演の他に自前の稽古場を「スタジオ結」とした小劇場もの、また、地方公演や学校公演も多く、より多くの方に演劇をという劇団の心意気が感じられる。私も「17歳のオルゴール」「こんにちはかぐや姫」「愛が聞こえます」等から最新の創立60周年記念作品「失敗の研究-ノモンハン1939」に至るまで、その都度大きな感動に包まれて来た。そして、友の会の集いでは花見やボウリング大会、飲食を共にする懇親会も行われ、楽しい時間を共有した。そうそう、劇団主催の演劇ワークショップにも参加させて頂いた。
どうです、皆さん、あなたもご一緒に感動の海へ船出しませんか。きっと元気が出ますよ。