『50年への挑戦』応援 5000万円募金 お礼と期間延長のお願い
2160件、公演会場での募金(推定)12000人、総額34,310,650円
一昨年5月から開始した青年劇場『50年への挑戦』応援 5000万円募金が、今年三月末に募集期限を迎えました。おかげさまで全国津々浦々のたくさんの皆様から、激励のおことばとともに募金をお寄せいただきました。これは5000万円という大きな目標のほぼ七割にも達するものです。皆様方のご協力に、心よりお礼申し上げます。
長引く不況、格差拡大、生活不安など、けっして明るいとはいえない社会情勢の中でお寄せいただいたおひとりおひとりのご厚情と劇団への期待や激励に力一杯お応えし、青年劇場『50年への挑戦』に掲げた四つの柱=@青少年劇場公演、A新作づくりと全国公演、B「スタジオ結」のスタート、C海外公演を含む国際交流=による事業を前進させることが出来ました。
そして、青年劇場スタジオ結企画 第一回公演「博士の愛した数式」が今年度の厚労省児童福祉文化賞を受賞したこと、「銃口―教師・北森竜太の青春」韓国公演の反響をまとめた"『銃口』が架けた日韓の橋"が出版されたことなど嬉しいご報告ができるのもひとえにご支援していただいた皆様のお力添えのたまものと、重ねて厚く御礼申し上げるとともに、さらなる前進に向け努力致したいと存じます。
この到達点は、目標額までもう一がんばりのところであり、また稽古場施設の修繕(電気関係、空調設備、内装など)に着手する上からも、是非劇団の基盤づくりとして掲げた目標をやり遂げたいと、まことに勝手ながら期間を二〇〇八年三月末まで一年間延長し、さらに多くの皆様にご協力を仰いでいきたいと存じます。四月『修学旅行』公演会場でこのお願いをお伝えして以降、六月八日現在の募金は2275件3753万6千円に達しました。
ひきつづく募金活動にご理解、ご助力いただけますよう、心よりお願い申し上げます。
二〇〇七年六月
代 表 福島明夫
運営委員長 葛西和雄
劇団員一同
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