友の会


 友の会は、2月10日に“新春のつどい”を青年劇場スタジオ結(YUI)で行いました。約130人の方々の参加で楽しい一夜を過ごしました。参加者の幸曙光さんに感想をお寄せていただきましたので、お読みいただき、つどいの雰囲気をお楽しみください。
 また、ご家族全員が会員の嶋恵子さんに、劇団への思いをお寄せいただきました。

会員の声

「新春のつどい」に出席して
幸 曙光 (ゆき けさみつ)

 友の会の会員になってかなりの年数が経ったが、これまで、各公演毎の"観劇後の交流会"には幾度か出たことがあるものの、例年開かれるこの"新春のつどい"には生憎と出席の機会に恵まれないままであった。

 ところがである。今年初めて「つどい」に出てみたところ、なんと楽しさを満喫できる素晴らしい出会いの場であったことか! 摘記すると、多数の会員と劇団関係者合わせて100人超の参集を得て、劇団のスタジオ結を会場に、劇団員の皆さん方手作りの品数・量とも豊富な料理に舌鼓を打ちながら、「銃口」の主役を演じた船津基に、武智香織、北直樹という今が旬のトリオが賑々しく会を進行。その概況二〜三・・・@いわば出し物のメインは何と言っても、昨年「銃口」の韓国公演の模様を逐次記録したビデオ(インタビュー部分同時通訳つき)の上映(→昨年末東京芸術劇場での国内再演で感激を新たにしたばかりでもあり印象深くこれを観た)。A若手女優陣によるエネルギッシュな寸劇やB全員参加の景品つきのジャンケン大会をはじめ工夫と配慮に富んだ趣向に酔いしれ会場の雰囲気はいやが上にも盛り上がった。

つどいの様子
“新春のつどい”であいさつする
「尺には尺を」の出演者

 会の後半は、北さんの北海道の実家から送られてきた"流氷"で割った焼酎の入ったコップを片手に会場内を静かに巡行(?)。いろんなお人と会話を楽しむことができた。演出の堀口始先生、実物もあの声量が凄い吉村直さん、特徴のある葛西和雄さんや長身の細渕文雄さん、笑顔でおでんをよそってくれた湯本弘美さん、実際に話してみたらとっても気さくな高安美子さんをはじめ、製作部や友の会事務局の美人連など枚挙に暇がないくらい。加えて、終宴後はテーブル席で初対面ながら意気投合した会員氏と同氏が誘った俳優さんともども二次会に繰り出し、年甲斐もなく気炎を上げたもの。 こんなにも楽しい会員同士そして劇団員との出会いなるがゆえに、今後は、何としても都合をつけて、これら交流会に精々出席したいと思いを新たにしているところである。




青年劇場とわたし
嶋 恵子

 演劇というものにあまり縁のなかった私が「多すぎた札束」以来、青年劇場の公演を観るようになったのは、友人が劇団員の方と結婚したことがきっかけでした。友の会に入り、初めは夫婦で観に行っていたのが、気がついたらいつの間にか家族そろって出かけるようになっていました。

 今では劇団員さんの顔と名前も覚え、帰途にはその日の劇の感想を言い合うなどして楽しんでいます。青年劇場の公演は社会的な諸問題に対する斬新な視点を、演技を通して私たちに与えてくれるということが素晴らしく、非常に貴重な存在だと思います。また、喜劇でそれを表現してくれるのも大きな魅力であり、とても気に入っているところです。

 最近ちょっと驚いたことがあります。8月の結(YUI)公演で「博士の愛した数式」をやるとのこと。2年半前に本が出て、ついこのあいだ映画をみたばっかりでしたから。娘と二人、今からものすごく楽しみにしています。このような取り組みにも大いに期待しています。


友の会つどいのお知らせ

5月公演「尺には尺を」観劇後の交流会

○日時 5月21日(日)14:00開演の部終了後
○会場 GOOD TIMES(JR新宿駅新南口改札ヨコ)
○会費 1500円(程度)

お申し込みは 03‐3352‐7200友の会事務局まで