青年劇場全国後援会は劇団創立20周年を記念して1984年に発足しました。その趣意書には「…リアリズムを高く掲げ、東奔西走してきた劇団があらたに新宿に稽古場を持つことができた。社会の矛盾に目を向け演劇を通してその浄化をめざす団結力の強い真面目な劇団として演劇界で注目されてきている。……この劇団のたゆまぬ精進に協力し、将来の一層の進展と充実に期待したい。」と記され、創立当初よりご助言やご協力くださった方々の呼びかけで実現したものでした。
それから23年、今年で10回目となる全国後援会幹事会が、「修学旅行」公演中の4月14日、劇団稽古場で開催されました。沖縄、九州、東北など遠方からも8名の幹事(監事)の皆さんがご出席くださいました。
まず劇団より、「50年への挑戦」応援5000万円募金をはじめ、前幹事会以降取り組まれた劇団活動の報告及び支援へのお礼を申し上げ、その後、今後の全国公演の展開や、学校公演の現状とその役割、展望などについて報告され、意見交換が活発に行われました。そして劇団から提案された以下二点と、増員による新幹事体制のスタートについて検討し確認されました。
@「50年への挑戦」応援5000万円募金期間延長への協力と呼びかけ。
A「青年劇場のつどい」や小公演などに各地で取り組み、会員を増やしていくこと。
新幹事体制は、今回新たに幹事(監事)をお引き受けいただいた方々はじめ、多彩な顔ぶれで充実したものとなりました。また、劇団内でも係を増やし全国への橋渡しにつとめていきたいと思います。
全国の皆さま、この機会に是非全国後援会にご入会いただき、劇団への応援をお願い致します。入会のしおりをお送り致しますので、お気軽にお声をおかけ下さい。また様々なアイディアやご要望をお寄せ下さい。