お待たせいたしました、2012年青年劇場友の会会員募集を開始いたします。現実を告発する作品、人間のいとおしさを描いた作品など、バラエティーに富んだ舞台を、豊かなアンサンブルでお届けします。
皆様のご継続、ご入会をお待ちしています。
さて、今回の会員の声は、古くは「翼をください」の横浜公演、近年は08年の「族譜」、そして11年「普天間」と神奈川でも公演の実行委員としても、長い間お世話になっている菊地克則さんに、劇団への思いをお寄せ頂きました。
「普天間」神奈川公演から二ヶ月、沖縄の人々の怒りを強く熱く訴えたあのステージがよみがえってきます。
3・11の後でしたので、今回は大いに不安でした。私の故郷宮城は被災からの自立は困難を極め、福島を中心に被曝し続けているなかで、今「普天間」をやることは福島を考えることだと捉え返し、神奈川実行委員会は団結しました。実行委員長を先頭に短期間で広げましたが、建設労働組合や青年が頑張りました。そして劇は沖縄の思いが込められ、最後のところで本土の愛のなさ、日本人の怠惰な心にスポットを当て、無関心でいることの罪深さを問うものでした。
クサイとかいわれる青年劇場ですが、いい香りがいい劇ではありません。今こそ本物のクサイ劇を粘り強く続けることが必要です。青年劇場を支援することは私たちの責任でもあると思っています。ますます期待しています。
(「普天間」を観る神奈川実行委員会事務局長をつとめました)
第20回 青年劇場友の会杯争奪ボウリング大会
7月31日(日)新宿ミラノボウルにて、29名の参加で行われました。
20会を迎えたボウリング大会は、年に一度、実行委員会が企画・運営する青年劇場友の会ならではの大会です。老若男女、年齢、ゲーム歴を問わず、会員さんと劇団員とでチームを作り2ゲームを競います。今年の優勝者は若林洋介さん、3回目の優勝です。その後、会場を変えて表彰式と交流会です、皆様から提供していただいた賞品も楽しみの一つです。さて次回、優勝カップは誰の手に? 来年への重田内意欲に燃えた、真夏の一日でした。
「2011夏のつどい」〜今年の夏は「沖縄でー」〜
8月7日(日)青年劇場スタジオ結にて111名の参加。9月「普天間」公演にちなみ、沖縄色のつどいにしたいと企画しました。
第一部は、「キジムナー・キジムナー」に客演して頂き、舞台・テレビで活躍中の藤木勇人さんの一人ゆんたく芝居「黙認耕作地」を上演して頂きました。「普天間」公演を応援したいと、お忙しい中駆けつけて下さいました。
第二部では、30年にわたる劇団と沖縄との歴史を、普及などで作品に関わった劇団員によるエピソードで紹介しました。
沖縄料理を楽しみ、出演者を始め劇団員と、沖縄について、また「普天間」の公演について思いを語り合う一時となりました。