サポーターの集いレポートB


第2回サポーターの集い

「島ちゃんと遊ぼう!」の巻(下)

6/14日 於:青年劇場地下稽古場(スタジオ結)

 そういえば参加者同士はほとんど初対面で、まだお互いの名前も知らなかったのでした。これもゲーム形式で、順番に自分の「呼ばれたいニックネーム」を言っていくのですが、その際、自分の手前までの人の名前をぜんぶ言ってから、自分の名前を言わなければいけません。つまり、「A、AB、ABC、ABCD…」と順番が後になるにしたがって難しくなっていくわけです。

 誰かが間違えたり詰まったりしてやり直しになる度に笑いが起きます。ふと気づくと、ほとんどが初対面同士の、まだお互いの名前も充分に知らない参加者たちが、けっこう和気あいあいと打ち解けているのでした。ワークショップ開始からまだ30分ほどしか経っていません。体を解放させること、体を使って遊ぶことの大きな力。普通の日常生活ではまずないことだと思いませんか?

 それからも「輪の中の誰かをめがけてダッシュ、その人と息を合わせてハイタッチ」や「震源地は誰?」等、様々なゲームで交流を深めていきました。すべてのゲームに共通しているのは「体を使うこと」

 リズムを取ったり、日常生活ではやらない動きをすることで、身体を解放し自由に動かすことの楽しさと難しさを発見できるように、そして、それを自分ひとりではなく多くの他者と共有できるようになっています。これこそ演劇ワークショップの醍醐味でしょう!

 ワークショップの最後には、またみんなで輪になって、出演者から今回の公演の見どころや抱負、作品そのものについて語ってもらいました。ワークショップがはじまったころに作った輪より、ずいぶん親密な、しっかりした輪になったような気がします。




 第3回のサポーターの集いは7/5開催の予定です。

 レポートをご覧のみなさん、ぜひお気軽に劇団までお問合せ・お申し込みください!