観劇後のアンケートより
世の中は自然破壊に始まり、政治や経済、ありとあらゆることも希望が持てなくなっております。しかし何をどうすればよいのか、出口なしの暗闇の中、本日のお芝居は、人間のもっている温かさ、そして底力のようなものがジーンと伝わってきて、言い知れぬひとすじの希望の光のようなものが見えてきて、ホットな気分で家路につくことができました。ありがとう!
(菅野篁子)
東北、信州、北関東と歩き回ってきたが、年ごとに“シャッター通り”が増えている。この地域社会の崩壊と労働者の状態悪化の根は一つのものだろう。競争、儲け第一、弱肉強食の規制緩和、改革が日本の社会を歪ませている。それを、あきらめない、みんなで力を合わせる、団結して知恵を出し合えば……いまの時代、このメッセージが心にしみる。
(下村三郎)
全国的に鉄道駅前の商店街がさびれ、同時に“シャッター通り”が増えている現在、この大きな社会的テーマをユーモアも入れ、明るく希望を持たせてくれるお芝居でした。全国のがんばっている人たちの応援歌にしてほしいと思います。涙ももらいましたが、見終わって何かあたたかい勇気をいただいたようなひとときでした。ありがとうございました。
(長谷好男)
おかしいのに笑いながら、やたら泣けるお芝居でした。やっぱり人間の真心は通じ合うのよね。元気・希望をもらいました。
(匿名・女性)
「奥さんを亡くした後、徳さんは店より先に心のシャッターを閉じてしまったからな。」今、街の商店街は泣きそうな感じです。実に共感あふれる言葉じゃないですか。しかし今日の芝居は、それを打ちやぶる様な勇気を与えてくださいました。自分たちの中にこそ、その可能性がある。それを信じて、活性化の為に奮闘する。実にスバラシイ。
(渡辺隆夫)