4月の有志による世話人会により滋賀公演を決め、5月にはつながりのある主要な団体へ準備会の参加を依頼しました。準備会には、平和委員会や医療連、母連、青年、教職員団体(小・中・高・養護学校)など様々な、幅広い団体が集まりました。準備会では、各団体ひとりひとりが、何ができるのかを語り合い、実行委員会に向けて何をすべきか話し合うことができました。また、実行委員会の名称についても意見が出され、若い年齢層の人たちに響くような短くコンパクトに言いやすい名称にすることなども検討しました。各団体、それぞれ一人ひとりが、主体的にできることを出し合いながら、みんなで進めていくことを大切にしたいと思いました。ちなみに、事務局員7名は、20代からそれぞれの年齢層の方に入ってもらうことができ、幅の広い活発な議論をすることができています。これから事務局会議を開くのが楽しみになってきています。
さて、今回の『普天間』公演ですが、その内容を分かりやすく伝えるのにはどのようにしたらいいのかが課題となっています。前回の事務局会議では、“ダイジェスト版DVD作製”“インターネットなどの活用”などおもしろい意見が出されました。原発再稼働問題やオスプレイ配備問題などマスコミが取り上げる機会の多い情勢だからこそ、それぞれ個々人が何を考え、どのように感じているのかを投げかける上でも貴重な題材のように思いました。
「普天間」2012上演予定会場
12月5日(水)〜6日(木) 俳優座劇場(東京再演)この機会を通して様々な年代層の人たちのつながりをつくり、新たな広がりを見いだせれば、自分自身にとってもこの滋賀の地にとってもこれからの財産になることは間違いないはずです。このような機会を与えてくださった青年劇場の皆様には大変感謝しています。ありがとうございます。しかし、こんなキレイな言葉を並べてはいますが、なにより引き受けた決め手としては、先人達の「やれ!」という言葉に断ることも出来ず、ただただやるしかなかったという思いが正直なところです(笑)。
「青年劇場『普天間』プロジェクトin滋賀」を立ち上げ、これまでのつながりを生かし、今後にむけて新たなつながりをつくっていけるよう、自分たちができることを精一杯やりきり、公演成功に向けて様々な人たち、団体と結びつきを強めていきたいと思います。
(実行委員会の名称は「青年劇場『普天間』プロジェクトin滋賀」に決まりました。分かりやすくて短くてコンパクトに言いやすい名称になったでしょ。)